【箱物の製作】④

こんにちはakioです。

 

今回はサンドペーパーで仕上げていきます。最初は80番程度のペーパーをあて木にあてながらかけていきます。あて木があると思っているよりも削れます。当木はフラットバーを適当な長さに切断して使用しています。

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さらにフラットバーをR状に加工した物を使用すると狭い範囲を集中して削れます。なので平らな板面の仕上げに重宝します。

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又板ヤスリもこの形があります。

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このヤスリも平面の仕上げで活躍します。特に仕上げ面側のスポット溶接の跡や裏側を溶接した際に表面に浮き出る歪みを消すのに使用します。機会があったら投稿したいです。

ペーパーをヘアラインの目に沿ってかけていきます。前の工程で深く傷を付けていなければ、簡単にベビーサンダーの傷は消えます。但し平らでないとあて木をしているので低い部分は削れません。なので平ヤスリで平らに整えているのですが、それでも当たらない部分がでる場合はあて木をせずにかければ誤魔化せます。

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ここまで終わったら、とりあえずマスキングテープか何かを貼っておきます。

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次に縦目の方を仕上げていきます。工程は横目と同じですが仕上げ方向が縦になるので少し面倒です。先ずはベビーサンダーてに240番のペーパーディスクを取り付け削っていきます。f:id:akio8940:20240128184418j:image

短て方向を削らなければならないので、気を付けないと角を削りすぎてしまいます。前にも書きましたが、溶接ビートを縦目の方に出してしまうと砥石ディスクで削らねばならず削りすぎたり角を落としてしまう可能性が高くなります。又240番のペーパーディスクだと目が細かいので多少横目に削ってもヤスリですぐに修正できます。

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板ヤスリで目を整えたらペーパーヤスリの80番で仕上げます。この時は真っ直ぐな板を当てた方がやり易いです。

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それとRの部分もこの時に仕上げています。使う道具は一緒で工程も同じです。

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この部分の仕上げがおおまかに終わったら、とりあえずマスキングテープを貼っておきます。

この後裏面と表面を仕上げて最後に全体的に見ていきますが今回はここまでにします。

ありがとうございました。