【箱物の製作】⑥

こんにちはakioです。

 

又前回の続きやっていきます。

立ち上がりの縁を平らに仕上げたら、今度はバリを取っていきます。私の場合はベビーサンダーに240番のペーパーディスクを取り付けバリを取っていきます。

f:id:akio8940:20240329025920j:image

バリを取るだけの目的の場合は2回〜3回程度かければ大丈夫だと思います。これがC面やR面になると、砥石から始めたり、荒いペーパーディスクを使ったりとかける回数も変わってきます。

ビーサンダーをかける時、最初はなるべく角度をつけてベビーサンダーの回転と同じ方向に進める様にします。すなわち左から右に動かしていきます。

f:id:akio8940:20240331223012j:image

今回の製品の場合は手に引っかからない程度にバリを取るのが目的なので軽く当てるようにします。2回目は少し角度を浅くして1回目と同じ方向に進めます。

f:id:akio8940:20240331223439j:image

そして最後に角度を浅く、ベビーサンダーの回転とは逆方向の右から左に動かします。

f:id:akio8940:20240331223847j:image

これで殆どバリは取れていると思いますが、それでもベビーサンダーをかけた返しのバリが少し出るので最後にペーパーヤスリを軽くかけて終了です。ただペーパーをかける時は平面の部分にかからないように注意が必要です。

この後、表面を仕上げて、各部馴染ませていきますが、又次回投稿します。

 

 

私が仕事を始めた頃は手で触って少しでも引っかかる様なバリは取るのは当たり前だったのですが、今は違う様で切りっぱなしの製品を良く見かけます。この辺の事については、私にも意見がありますが機会があったらお話ししたいと思います。

 

それではありがとうございました。