【箱物の製作】⑤

こんにちはakioです。

 

前回の投稿からだいぶ日が経ってしまいましたが、続きをやっていきます。側面のヘアラインの仕上げがおおまかに終わったら曲げの上部を仕上げていきます。

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②で投稿した様に縁の角の部分は溶けてダレてしまうの防ぐために溶棒を入れて軽く盛り上げて溶接してあります。先ず、この部分をベビーサンダーに砥石を付けて平らに削っていきます。

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その時に良く縁に段差ができている事があります。段差は曲げの内側に入る側が少し低くなる事が多いです。なので私の場合は外注さんに必ず長手の辺が中に入る様に曲げてもらっています。

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段差をなくすために高い方を削ります。長手を中に入れて曲げると当然ですが短手が高くなります。その結果、段差を無くすための削る長さが短くなります。正方形など辺がどちらも長い場合は馴染む様に少しずつ、削る高さを減らして斜めに削ります。

それ以外にも長手を中に入れた方が楽な事はあります。先ず溶接。長さにもよりますが製品を立て下向きに溶接できます。これが短手が中にはいる切り欠きだと横向きか登りで溶接する感じになります。又仕上げも同じで下向きに出来て縦向きや横向きに比べると楽にできますし、仕上がりも綺麗に出来易いです。

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その後、私の場合は砥石だけだと結構ガタガタなので角を中心に板ヤスリをかせて平らにします。次に80番程度のペーパーディスクをかけてさらに滑らかにします。

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この後に角の面を取ってバリがなくなる様にして表面を仕上げて行くのですが、又次回に投稿します。ありがとうございました。