【箱物の製作】③

こんにちはakioです。

 

今回は横目方向を仕上げて行きます。

TIG溶接をした時に溶棒を少し入れていますが表側に出過ぎている場合はベビーサンダーに砥石を取り付けて溶接ビート以外を削らない様に気を付けながら砥石を水平にして軽く削ます。

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ビーサンダーをかける時にはヘアラインの目と同じ方向で削っていきます。砥石の跡は思っている以上に深いのでヘアラインの目に逆らって削ってしまうと中々消えません。出来る事なら溶接ビート以外は削らない様にしたいです。

又前回の投稿でお話ししましたが溶接ビートを盛り上げるのはヘアラインの横目側にするのはベビーサンダーがかけ易い様にです。

次にペーパーディスクで慣らします。

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番手は好みでしょうが私は最近240番を使用しています。少し前までは80番から120番位を使用していましたが、240番でも充分削れるし何よりも目が細かいので、削りすぎてもすぐにヘアラインを比較的簡単に修正できます。

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私の場合は次の工程で少しヤスリをあてます。私が下手なのでしょうがベビーサンダーで削ると一見平らに見えても実は凸凹している事が多いです。なので先ずヤスリで平らにします。

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その時のヤスリは単目の物を使っています。ヤスリの目には色々な種類がありますが私が金属の平面部分を削るのは単目と複目のどちらかが多いです。仕上げ面にヤスリを掛ける時は単目の方が仕上げが綺麗です。

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他にも色々な目の形や細かさ、サイズがありますが紹介していくと長くなるので又どこかの機会で。因みに写真のヤスリはサイズ200mmの細目の単目と複目です。

単目ヤスリだと深く削れず傷ができにくいですが目が詰まり易くヤスリと母材の間に切子が入ってしまい深い傷ができる事があるので、まめにヤスリにブラシをかけて掃除した方が良いと思います。

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平らになったらペーパーヤスリで仕上げて行きます。それは次回投稿します。

ありがとうございました。