角パイプの仮付けと溶接

こんにちはakioです。

 

今回は角パイプを溶接で仮付けしていきます。

使用するのはTIG溶接機です。

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そしてアルゴンガスを使用します

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角パイプを溶接する前に部品を作っていきます。架台の足のアジャスタ用のナットを座金に仮付けしてから溶接して完成させます。

穴の空いた座金に皿ビスでナットを固定します。皿ビスを使うと締め込めばナットが自然に穴の中心にいきます。

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ナットと板を仮付けして溶接していきます。その時ナットの向きを揃えます。

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ガッチリ溶接したいので溶棒を入れながら溶接しますが余り強い電流で溶かすと裏側に出てしまいネジが通らなくなります。もし、そうなってしまったらタップを立てて通します。これで部品は完成です。そこに取り付く足はこんな感じの物です。

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ナット付座金を角パイプに仮付けしていきます。45°切りの場合はナットの向きを揃えてつけます。

そして四方を溶接します。こちらはナメ付で溶接します。溶棒は使いません。ただビートは出す様にします。

この品物は設置されれば完全に隠れてしまいます。そのため仕上げはしません。ですが私のお客様はエンドユーザーでは無く施工会社や設計などなので当然ですがお客様には見られてしまいます。なので溶接ビートを整えたり、ビートの色合いを気にしたりはしています。強度の必要な所には溶棒を入れながらガッチリと、他は必要に応じた溶接方法でと変えています。

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足が完成したらTの字に繋いでいきますが、その部分がこの架台で1番重要なので長くなりそうです。今回はこの辺で終わりにします。